タロット占いを覚えようとするとまず最初にやることは大アルカナを覚えることです。
22枚の大アルカナカードを覚えるだけでもタロットカードを占うことができます。
22枚を覚えて満足する方もいらっしゃいますが小アルカナを覚えることでさらにタロットを楽しむことができます。
今回はその小アルカナについてご説明いたします。
小アルカナには大きく四つのスートと呼ばれる記号(スート)があります。
四つの記号は、万物を構成する基本要素である火・地・風・水になります。
この四つの記号(スート)はそれぞれタロットカードでは次のように表現されています
火は、杖(ワンド)
地は、杯(カップ )
風は、剣(ソード)
水は、硬貨(ペンタクル)
それぞれ14枚ずつあり計56枚のカードがあります。
このカードはトランプととても似ています。
1から10までのヌーメラルカードと呼ばれる数字のカードと11~14までは従者(ペイジ)・騎士(ナイト)・女王(クイーン)王(キング)と呼ばれるコートカードの各14枚から構成されています。
ジェネラルカードとはその記号をめぐる一つの物語を示しています。
なのでその物語を読み取ってあなたなりの表現を伝えてあげてください。
またコートカードはそのキャラクターとイメージがあるのでそこからどう表現するかをあなたが判断して伝えてください。
小アルカナは56枚もあるので理解するのは大変かと思いがちです。
でも、イラストを見て要点だけ抑えることができれば後は簡単に覚えることができます。よろしければ1枚ずつ確認して覚えてみてください。
まず初めにそれぞれの記号(スート)についてご説明してそれ以降は各小アルカナのページのリンクを設置しているのでよろしければ確認してみてください。
ワンド(棍棒)とは
ワンド(棍棒)の記号は火のエレメントです。
火は、あなたにとってどういったイメージを持っていますか。
一般的に火とは、人間の生命力や情熱・闘争心などを表します。
なので1°のカードが出た時は生命力や行動力をに関することを伝えようとしているカードです。
ペンタクル(硬貨)とは
ペンタクル(硬貨)の記号は地のエレメントです.
このペンタクルは(硬貨),お金に限らず物や体など形があるものを示します。
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金銭的なことに対して大きな影響を与えていることだけでなく、人間を支えるもの仕事や健康運などについて何かしら暗示をしていることが多いです。
ソード(剣)とは
ソードの記号は風のエレメントです。
剣は自分の身を守ったり何かを作る時にとても便利な道具であると同時に人を傷つける恐ろしい道具にもなり得ます。
そんな剣は、あなたに対して大きな試練をどう乗り越えるかを伝えているカードです。
仕事や恋愛・人間関係の争いなどなど、どう乗り越えるかがポイントです。
物質的な物に傷を負わせるだけでなく言葉や戦略といった精神的な部分にも関係しているカードです。
基本的にはその試練を乗り越えるために前向きなカードとして受け取ることができます。
カップ(聖杯)とは
カップ(聖杯)の記号は水のエレメントです。
聖杯は、昔からお祝いの儀式やなど様々な場面で使われることが多いです。
カップに液体を注がれた水は、形がなく 流動的になっています。
これは人間の感情や心のことを示していることが多く、あなたが何を感じ取っているのかまたは周りの人がどのように思っているのかの心理を伝えてくれることが多いです。