こちらは、タロットカードで使う小アルカナ、ワンドの9の基本的な意味を徹底解説するページです。
まず、タロットカード小アルカナ6の意味からご説明します。
ワンドの9の基本的な意味
ワンドの9は「忍耐」のカードになります。
ワンドの9のカードは、8本の棍棒がきれいに並んで立っています。
棍棒は、何かの進行を塞ぐような形で並んでいます。
そして、怪我をした頭に包帯を空いている人が棍棒を見つめながら1本持っています。
これは、傷を追いながら今後も耐えて戦っていこうとする男性になります。
疲弊しているが、諦めず闘争本能があります。
ワンドの9の正位置での意味
ワンドの9の正位置の意味は、次の通りです。
「忍耐」「受け身」「備える」「待つ」「正念場」「努力」「試練」「防御する」「持久戦」「身構える」「最後の防衛線を守る」「時期や相手の出方を待つ」「吉兆」「思惑」「結果」「強情さ」「報酬」「あがく」「隠れた動機」「隠れている敵」「頑なな心」「信念」「一発逆転のチャンス」「不屈の精神」「良い知らせ」「抵抗している」「変化の予測をする」「追い詰められる」「最後の意地をみせる」「待ち続けることの辛さ」を意味します。
ワンドの9の総合運で正位置が出た場合
正位置のワンドの9のカードは、あなたが戦いの中にいることを表しています。
最近の出来事はあなたにエネルギーを大幅に消耗させる出来事がありました。
疲れていますが、あなたはもうすぐあなたが望むものを手に入れることができるはずです。
最後の力を集めて前進する必要があります。そうすれば成功します。
過去の失敗から学び、最後まで戦い抜くことで勝利を手にすることを示しているカードです。
正位置のワンドの9は、あなたが傷ついたり、誰かに守られたり、思いがけないトラブルを起こしたりするかもしれません。
それは物事があなたが計画した方法でうまくいかなかったこと、そしてその過程で挑戦と後退があったことを表しているのかもしれません。でもそれでも諦めないことで希望が見えてきます。
ワンドの9の恋愛で正位置が出た場合
恋人と何かしら頑固になっているようです。
どうしても譲れないことがあり、それがあなたの考えと異なるとすれ違ってしまう可能性もあります。
そのような場合はあなたが折れ、相手を尊重してあげるとうまくいくでしょう。
また、フリーの場合、追い詰められているように感じています。
相手のアピールに対し、そのつもりがないので必死に抵抗し、辟易としている可能性もあります。
どうやって乗り切るか考える必要があります。
ワンドの9の仕事で正位置での意味
劣勢ではあるが考えた計画にそって行動している。
綿密なシミュレーションを立ててクレーム対応を耐え抜く。
反省して次の成功へつながる要行動する。
同じ失敗を失敗を繰り返さない。
ワンドの9の逆位置での意味
ワンドの9の逆位置の意味は次の通りです。
「難問」「壁」「障害」「不幸」「災難」「妨害」「敗北」「不満」「問題」「難関」「克服が難しい」「逆境」「痛手を負う」「無駄な抵抗」「苦境」「断念する」「敵対」「遅れる」「遅刻」「待たされる」「執念」「怪我」「約束が守られない」「執着に変わる」「不健康」「傷つけられる」「出遅れる」「意固地になる」「疲れ果てて無防備になる」「迷惑を被る」「守る目的を見失う」「小休止」「体力の消耗が激しい」「待っても良くならない関係」と停滞したり急激な不安が残る状態になります。
ワンドの9の総合運で逆位置が出た場合
妥協を拒むこと、与えることを拒むこと、または頑固であることを表しています。
またこのカードは、行き詰まり、撤退、後退、あきらめ、戦う力が残っていなかったり、またはバックボーンがないことを意味しています。
そして逆位置のワンドの9のカードは、意志の弱さ、慢性的な疲労感、そして勇気の欠如、忍耐力の欠如を示しています。過去の過ちから学んだり、最後の壁を乗り越えることができないことも表すことができます。
このカードはあなたの状況が一気に悪くなったり、予期しないトラブルに遭遇することを意味します。
ワンドの9の恋愛で逆位置が出た場合
だんどりをふんではみたものの予定通りに行かず、告白、結婚、仲直りなどのタイミングを逃してしまう。
予定がすべて狂う。
恋愛関係を保てず相手に対する不信感がつもりわかれてしまう。
ワンドの9の仕事で逆位置が出た場合
仲間に裏切られ人間不信に陥る。
自分への自信の無さから最初の一歩が踏み出せず諦めてしまう。
盗難や損失の不安をいつも抱えてしまう。
まとめ
ワンドの9は、「忍耐」のカード。
あなたの行動の結果に対しての心の動きを正位置と逆位置で表しています。
ワンドの9の正位置なら「耐えて成功をつかもう」といます。
そして、逆位置なら、諦めてしまったり悪い意味で頑固になってしまう可能性がある状態です。
逆位置が出たら、まずは、自分の状況を見てみましょう。
そして自分がスムーズに動ける状況やポイントを見つけてそなえておきましょう。